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今回のご相談者は住宅ローンは滞納していなく固定資産税のみを滞納していました。

ご相談者は、税金の滞納を少し軽く見ていたようです。

固定資産税の滞納は住宅ローンの滞納と違って、滞納して一カ月目から連絡や催促があるわけではなく、また公売になるとしても数年の年数をかけてから実行されるケースが多いので、税金を滞納しても大丈夫と錯覚してしまう方がいます。

数年の年数をかけてというのが少々やっかいで、滞納した税金には遅延損害金が加算されるのでいつの間には数百万円になっているなど金額が大きくなっていることがあります。

住宅ローンの滞納は、任意売却、競売、自己破産などで最終的には何とか解決できます。

しかし税金の滞納は、自己破産しても免責されません。

税金の滞納を軽く見てはいけません。

今回のご相談者の場合は、不動産を売却しても住宅ローンと滞納している税金を完済できる可能性が高いので、市役所に交渉して公売ではなく任意売却で解決できるように交渉していくことになると思います。

もし、住宅ローンや税金を滞納してしまっている方は、任意売却の名監督までご相談下さい。