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2024.04.22

元夫に貯金を渡してしまい住宅ローン返済が困難になった解決事例

埼玉県上尾市での任意売却の成功事例をご紹介します。

CASE	元夫に貯金を渡してしまい住宅ローン返済が困難になった解決事例
ご相談者様	埼玉県上尾市　30代女性　H様
ご依頼時の職業	パート
住宅ローンの残債額	約2,450万円
物件種別	中古マンション
ご相談内容	諸事情で離婚した元夫に貯金のほとんどを渡してしまい住宅ローンの返済が厳しくなり、これからどうすれば良いのかとあらたホームにご相談を頂くことに。
ご相談時の滞納状況	ご相談時は住宅ローンの滞納がなかったため任意売却をするためには住宅ローン返済をストップして頂くこと、また住宅ローンを滞納すると個人信用情報機関に事故情報が載ってしまうことを説明。これらを理解して頂き売却活動を開始。
売却活動	債権者との交渉し相場にあった価格で売却活動を行い無事売却することができました。
任意売却での売却金額	2,170万円

ご相談時の状況

私が独身の時に住宅ローンを利用して購入したマンションに結婚後は夫婦で住むことになりました。結婚後は住宅ローンは夫婦で協力して返済できたので、家族の時間を増やしたく私は仕事を退職してパートで働くことにしました。

しかし夫との結婚生活がうまくいかず離婚することになったのですが諸事情で貯金のほとんどを夫に渡すことになりました。

そして離婚が成立し元夫はマンションから出ていきました。

離婚後は貯金もほとんどなく私のパートの収入では住宅ローンの返済が厳しくなりました。転職活動はしていますがうまくいかず、これからどうすれば良いのかとあらたホームさんに相談しました。

ご相談時には住宅ローンの滞納はありませんでしたが、これ以上の返済は厳しい状況でした。

マンションの査定をしたところオーバーローンでした。任意売却を行うためには住宅ローンを滞納して頂く必要があること、そして滞納すると個人信用情報に事故情報が掲載されてしまうことを理解して頂きました。

個人信用情報のことはネットで調べて理解しています。ただ転職活動に影響はあるのか気になります。

個人信用情報を転職先の会社が調べることはないため、自己申告しない限り会社に知られてしまうことはないのでご安心下さい。

それならば良かったです。少しでも早く解決するようにお願いします。

売却活動

住宅ローンの滞納がないため、まずは住宅ローンを完済できる価格で売却をスタートしました。

Ｈ様には住宅ローンの返済はストップしてもらい新生活の為にできるだけ貯金をして頂くようお願いしました。

査定額より割高のため住宅ローンを完済できる金額では売却はできませんでしたが、保証会社による代位弁済後に任意売却の交渉を行い相場価格で無事売却することができました。

任意売却後について

売却活動期間中に正社員として転職先が決まりました。また住宅ローンの返済がストップしたことで貯金もできました。

新井さんには引越先のマンション探しのお手伝いをして頂きましたが、フリーレントが２カ月ついた物件を探して頂きとても助かりました。

任意売却後の残債については毎月返済していくことになりましたが、将来的に返済が厳しい場合は債務整理という手段もあることのご案内はさせて頂きました。

お客様の声

新井さんには分からないことや不安に思っていることを分かりやすく教えてもらい安心できました。遅い時間にＬＩＮＥで質問してもすぐに回答が返ってきたので逆にびっくりしました。色々と丁寧に対応して頂き本当にありがとうございました。

担当者からのコメント

任意売却をすると「ブラックリスト」に載ってしまうのか？とのご質問はよくあります。

まずブラックリストというものはなく、正しくは個人信用情報に事故情報が載ってしまうこといいます。事故情報というの個人信用情報に滞納履歴や自己破産などの履歴が載ってしまうことをいいます。金融機関は個人が新しくクレジットカードの申込をした場合や、新規でローン申込があった時に、申込をした人の個人信用情報をチェックして審査します。ここに事故情報が載っていると審査は厳しくなってしまうので新規にクレジットカードを作ったりローンを組むことが難しくなります。

任意売却をすると「ブラックリスト」に載ってしまうのか？ですが、任意売却をするから「ブラックリスト」に載るのではなく住宅ローンを滞納したから「ブラックリスト」に載ってしまうというのが正しい回答になります。

今回のケースのように個人信用情報に事故情報が載っていても転職時には影響はありません。しかしクレジットカードを作れない、ローンを組めないなどデメリットも多いです。最近は離婚による住宅ローン問題のご相談は多く、特に離婚してから数年後に問題が発生するケースが多くおります。住宅ローン問題は離婚時に清算しておくことが望ましいと思いますが、離婚時には理想通りにならないのが現実だと思います。

離婚することになっているが住宅ローン問題はどうすれば良いか？というご相談のほか、すでに離婚しており住宅ローン問題でお悩みの方は、お気軽にご相談下さい。