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2023.08.16

コロナの影響で収入減となりローン滞納　業者を変更して任意売却を解決した事例

埼玉県和光市での任意売却の成功事例をご紹介します。

CASE	コロナの影響で収入減となりローン滞納　業者を変更して任意売却を解決した事例
ご相談者様	埼玉県和光市　40代男性　M様
ご依頼時の職業	会社員
住宅ローンの残債額	2,800万円
物件種別	中古マンション
ご相談時の状況	不動産の一括査定サイトで高値で査定して不動産会社に売却依頼していましたが、その不動産会社では任意売却はできないので他の不動産会社に相談した方が良いと言われ弊社にご相談頂きました
任意売却での売却金額	2,300万円

ご相談時の状況

当時は仕事が順調だったため貯金もあまりない中でフルローンでマンションを購入しました。しかしコロナの影響で収入が下がってしまい毎月の住宅ローンの返済が困難になっため売却することにしました。売却は不動産の一括査定を利用して最も高い金額で査定した不動産会社に売却依頼をしました。

売却開始して1カ月過ぎても問い合わせがほとんどないようで、不動産会社から今の金額より値下げしたい、その場合は住宅ローンを完済できないので不足分は自己資金を用意して欲しいと言われましたが、自己資金は用意できないと伝えると販売価格は変更しないままで売却することになりました。

住宅ローンが払えなくなり滞納してしまったことを不動産会社に伝えると、うちではこれ以上できないので他の不動産会社に相談して欲しいと言われました。Mさんの場合は任意売却になるので、任意売却業者に相談した方が良いと言われインターネットで調べて、あらたホームさんに相談することになりました。

不動産売却の一括査定サイトは複数の不動産会社から査定を取れるメリットがありますが、不動産会社の目的は売却依頼をうけることです。そのため実際の査定金額より高値で査定して売却依頼を受けようとする業者が非常に多いです。売却金額を聞いたところ私が査定した金額より大幅に高値で売却していたので、恐らくＭ様が依頼して不動産会社も実際の査定金額より高値で査定したと思います。

Ｍ様が最初に依頼して不動産会社もいつか売れれば良いと安易に考えていたと思いますが、住宅ローンを滞納してしまったと聞いて焦ったんでしょう。任意売却は専門的な知識や経験が必要になるので実際に対応できる不動産会社は多くはありません。しかしそのまま売却活動を継続せず任意売却の業者に相談した方が良いと伝えただけでも良心的な会社だと思います。

Ｍ様に任意売却の仕組みを説明しご理解頂き任意売却のご依頼を頂きました。

解決に向けての対応

ご相談時は保証会社への代位弁済前だったため、住宅ローンを完済できる価格で売却活動を行いましたが相場より大幅な高値だったためこの期間での売却はできませんでした。

保証会社への代位弁済後に保証会社と任意売却の交渉を行い任意売却での売却活動を行うことになりました。

任意売却の解決へ

室内の状態も良かったので、販売価格を適切な価格設定したことで反響も多く比較的短期間で売却することができました。

お客様の声

売却依頼した不動産会社は住宅ローンを完済できる価格で売却するので安心してお任せ下さいと言ったので信じて売却依頼をしましたが、相場以上の価格で売却するのは難しいということがよく分かりました。あらたホームの新井さんは任意売却の仕組みや流れを分かりやすく説明してもらえたので安心してお任せできました。残債が残ってしまったことは残念ですが返済できる少額返済になったので気持ちが楽になりました。ありがとうございました。

担当者からのコメント

不動産売却の一括査定は上記の通り実際の査定価格より高値で査定する不動産会社は多くいます。

売れなければ売主に売却価格の値下げの打診をすれば良いと安易に考えている不動産営業マンは数多くいます。

それでも住宅ローンの返済が問題ない場合においては、不動産の一括査定を利用することは問題ありません。しかし住宅ローンを滞納しているまたは返済ができなくなる可能性がある場合においては一括査定を利用することはあまりお勧めしません。

相場より高値での売却は実際には容易ではなく貴重な時間を無駄にしてしまう可能性もあります。任意売却は正しい手順で進める必要がありまた専門的な知識も必要です。ぜひご参考にして下さい。

住宅ローン返済が厳しい方・悩みをお持ちの方は、ぜひご相談下さい。