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2023.02.21

親の介護で住宅ローン返済が困難に・任意売却＋自己破産で解決の事例

埼玉県川越市での任意売却の成功事例をご紹介します。

CASE	親の介護で住宅ローン返済が困難に・任意売却＋自己破産で解決の事例
ご相談者様	埼玉県川越市　50代女性　S様
ご依頼時の職業	会社員
住宅ローンの残債額	1,500万円
物件種別	中古戸建
案件を進める上で注意を払ったこと	ご相談時にはすでに自己破産することは決意されており弁護士に相談済みでした。Ｓ様としては少しでも早く解決して気持ちが楽になりたいと希望されていましたので、早い解決を心がけました。
任意売却での売却金額	1,250万円
売却後の対応	任意売却後に自己破産手続きを行い、すべてを清算して新生活を送られています。

ご相談時の状況

母親の介護で仕事に影響が出てしまい収入減となり生活費が不足するようになってしまいました。そのため金融機関から借金をして何とか生活をしていました。しかし母親が死去てしからは、暫くの間、何もする気にならず、住宅ローンは滞納し借金が増えていく一方でした。今では仕事にも復帰し安定して収入はありますが、今の収入では膨らんだ借金の返済はできないので、自己破産をしてすべてを清算したいと思っています。

最初にS様と面談させて頂いた時は、住宅ローンの滞納はまだ1回だけでしたが、自己破産することは決意されており、すでに弁護士の先生に自己破産手続きの依頼をされていました。ご本人のご希望通り、任意売却で不動産を売却してから自己破産を行うことで進めることになりました。

解決に向けての対応

弁護士の先生より借入のある金融機関への自己破産の受任通知をしてもらい、金融機関からの連絡や催促がなくなるようにして頂きました。

住宅ローンの滞納が1回だったため代位弁済はされていなかったので、暫くは住宅ローンを完済できる価格で販売し、代位弁済後に債権者に任意売却を承諾してもらい適正な価格で販売を開始しました。

任意売却の解決へ

売却価格は住宅ローンの残債額を下回りましたが、債権者はその金額での売却を承諾したので、任意売却により売却することができました。

任意売却後の住まいと残債について

自己破産で免責を受けることができました。仕事はしており安定した収入はあるので任意売却後は賃貸に引越し新生活を開始することができました。

S様のように仕事をして安定した収入があっても、借金の返済で生活が困難な場合は早めに自己破産などの債務整理を選択することをおすすめします。自己破産することに負い目を感じる方は多いですが、無理をして身体や精神を壊してしまうよりは、利用できる権利を活用して新生活を送っていく方が絶対に良いと思います。

お客様の声

任意売却の説明も分かりやすく丁寧に対応して頂いたので不安などは特にありませでした。家はなくなりましたが自己破産もでき借金が免責になったのでこれからが再スタートです。本当にありがとうございました。

担当者からのコメント

S様のように仕事をして安定した収入があっても、借金の返済で生活が困難な場合は早めに自己破産などの債務整理を選択することをおすすめします。自己破産することに負い目を感じる方は多いですが、無理をして身体や精神を壊してしまうこともあり得るんで、利用できる権利を活用して新生活を送るという選択肢もあることを覚えておいて下さい。